奈良県は24日、東京都港区の食品販売会社「ハートフード」が販売した中国産冷凍チンゲンサイから、
国の残留基準の約40倍の殺菌剤「ジフェノコナゾール」を検出したと発表し、港区と奈良農政事務所に
それぞれ食品衛生法違反と日本農林規格(JAS)法違反で通報した。
この殺菌剤は国内ではリンゴやナシには使用できるが、チンゲンサイへの使用は認めていない。
今月15日の輸入食品検査で、天理市の県立養護学校で回収した給食用チンゲンサイから検出。
同校の生徒は食べておらず現時点で健康被害はないという。
産経新聞 12月24日(金)23時40分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101224-00000640-san-soci