【マスコミ】毎日新聞社、3年連続で中間決算税引き後利益、13億7000万円の赤字
◆流動比率:54.2% (70.9%)
◆当座比率:35.4% (44.1%)
◆自己資本比率:5.8% (10.5%)
ちなみに、「流動比率」とは流動資産を流動負債で割ったもの、「当座比率」とは当座資産を流動負債で割ったものになります。
※流動資産:通常1年以内に現金化、費用化ができるもの(1年基準)
※流動負債:通常1年以内に支払の期限が到来する債務(1年基準)
※当座資産:流動資産の中でも、短期間のうちに回収される資産のこと
ちなみに、「一般的には」流動比率が100%以上であれば、1年以内に支払不能になる可能性が低いといわれています。
すなわち、流動比率は100%を超えていることが普通なのです。さらに、当座比率の方は「100%以上であることが望ましい」とされています。
毎日新聞の場合、流動比率が54.2%、当座比率が35.4%ですから、もはや「健全性が危機的水準に至った」と判断しても構わないと思います。
と言いますか、ここまで低い流動比率や当座比率は、本当に初めて見ました。
果たして毎日新聞は、一気に拡大した短期債務(=流動負債)をクリアできるのか?
あるいは、赤字決算による株主資本侵食を食い止めることができるのか?