【政治】「基本的人権にも関わる」 西岡参院議長、参院選挙制度改革の試案を提示 比例は全国9ブロック[10/12/22]

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○参院選、比例は全国9ブロックで 西岡参院議長が試案

西岡武夫参院議長は22日午前、「1票の格差」の是正に向けた参院選挙制度改革のあり方として、
現行の都道府県単位の選挙区を廃止し、全国9ブロックの比例代表のみとする試案を明らかにした。
国会内で開いた参院各会派の代表者でつくる「選挙制度の改革に関する検討会」に提示した。
制度見直しにより、9ブロックの1票の格差はそれぞれ1・2倍以内となると試算している。

1票の格差をめぐっては、東京高裁が今年7月の参院選について「違憲」との判決を下している。
西岡氏は「1票の格差是正は、国民の基本的人権にも関わる喫緊の課題だ」と指摘。試案を
「たたき台」として、各会派の協議を経た上で、来年の通常国会中に公職選挙法を改正し、
平成25年の次期参院選から新制度に移行したい考えだ。

定数は242のままとするが、定数削減に関し「今後検討を行う」としている。

9ブロックの比例代表は、政党名と候補者名の合計票数を政党の総得票数で各党への議席配分を
確定し、各党の候補者が得票順に当選する「非拘束名簿式」を採用する。

□ソース:産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/101222/elc1012221227000-n1.htm