愛知県は22日、2人の県職員を同日付で懲戒処分とし、発表した。無断欠勤を続けたとして
西三河農林水産事務所農政課の男性主任主査(58)を懲戒免職、県の公印を私的に使用したとして
三河地方の県税事務所の男性主任(42)を停職3カ月とした。
県によると、農水事務所の主任主査は8月17日から10月25日まで無断欠勤。連絡もつかず、
同26日に家族に付き添われて登庁したという。本人は「仕事が嫌になった。昨年12月ごろから
辞めたいと思っていた。夜はネットカフェ、昼はパチンコ店やゲームセンターを転々としていた」
と話したという。
一方、県税事務所の主任は親からの不動産相続にからむ書類の交付を受けるため、上司の決裁を
受けずに公印を使用。書類4通分にかかる費用4千円を支払っていなかった、とされている。
[朝日新聞]2010年12月22日11時54分
http://www.asahi.com/national/update/1222/NGY201012220004.html