【教育】 立命館大学、大阪移転…地元は歓迎、ライバル・関西大学は静観

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★立命館移転 「全入時代」に生き残り策 地元は歓迎、ライバルは静観

・立命館大学にとって初の大阪進出となる平成27年度の茨木新キャンパス開設をめぐり、
 関係先からさまざまな反応が見え始めている。街の活性化が見込める地元の自治体や
 経済界は「市をあげて歓迎したい」(野村宣一・茨木市長)と全面支援の意向を示す一方、
 近隣のライバル大学は動向に目を光らせつつ、当面静観の構えだ。進出の背景には、
 少子化時代の熾烈な学生獲得競争もうかがえ、専門家は「どれだけ新しい魅力を
 アピールできるかがカギ」とみている。

 「関西の中心地へのアクセスの良さを生かし、ビジネスや行政と連携した研究活動が
 展開できる。近畿圏内から通学を希望する学生にとってもメリットが大きい」。11月16日、
 茨木市役所を訪問した立命館の川口総長は、大阪進出の意義を強調した。
 「関関同立」の中で同志社とともに京都に拠点を置く立命館にとって、今回の進出には、
 大阪以西をはじめ近畿圏一帯からの学生獲得や、産学・官学連携強化への期待感がある。

 迎える茨木市も「良好な協力関係を築き上げながら、魅力と活力ある都市づくりに取り組む」
 (野村市長)と表明。道路や近隣公園、市街地の整備など、関連事業として60億円規模の
 支援策を検討している。茨木商工会議所の木村専務理事は「建設事業や1万人規模の学生の
 消費などの直接的効果だけでなく、茨木のイメージアップにもつながる」と期待を込める。

 先進的な大学改革で知られる立命館だが、少子化の波は業界全体に容赦なく押し寄せている。
 志願者数は、16年度入試の約10万5千人に対し、22年度入試は約7万7千人に減った。
 「大阪進出の成否は、いかに新たな魅力を創造できるかがカギだ」と、代々木ゼミナール
 大阪南校進学相談室の担当者。「立命館の知名度は全国区だが、京都にある大学という
 イメージは強い。新キャンパスの魅力のアピールとともに、地域との良好な連携も重要だ」
 とみている。(>>2-10につづく)
 http://sankei.jp.msn.com/life/education/101215/edc1012152016003-n1.htm