【政治】 小沢氏 「菅と仙谷は、もうおしまいだ」 「民意も天命も、オレに 『総理をやれ』と言っている」

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1影の軍団ρ ★
菅政権のダメさ加減に飽き飽きし、うんざりした気分で後ろを振り返ると、
そこにまた小沢一郎の姿が見える。見慣れた光景が何度も繰り返されるのは、
日本の閉塞状況を表しているのかもしれない。

「菅と仙谷は、もうおしまいだ。何もしなくても、あいつらが転がり落ちて来るのを待つだけでいい。
民意も天命も、オレに『総理をやれ』と言っている」

小沢一郎元幹事長は、最近、ある会合でそう断言し、その場にいた者を驚かせた。
検察審査会の議決により、政治とカネの問題で強制起訴を待つ身の小沢氏である。
検審議決の無効を求める特別抗告も最高裁によって棄却され、司法の場で裁かれるのを待つだけだ。

つまり、政治的には"死人"に近い。小沢氏の師・金丸信氏は、脱税容疑で逮捕・起訴され、
すべてを失った。小沢氏もまた、同じ運命を辿るだろう—それが常識的な見方である。

しかし、小沢氏自身はその運命に抗うつもりでいるのだ。「我に天命あり」
この期に及んでそう言い切る小沢氏を前に、その場にいた者はすっかり気を呑まれ、やや呆然とした。

実際、小沢氏はこのところ極めて意気軒昂で、菅政権の混乱をよそに、活発に動き回っている。

12月1日、小沢氏を支える衆院議員の会「一新会」の懇親会が、東京・赤坂で開かれた。
その場に主賓として招かれた小沢氏は上機嫌で、約40人の議員らの間を精力的に動き回った。

「小沢さんは『(来年度の)予算は、誰が仕切って、どう組み立てていくのか。それが見えん』などと話していました。
直接、菅政権を批判するのは控えているようですが、政権運営に、かなりの不満を持っている様子は見て取れましたね」
(一新会所属議員の一人)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/1717
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