★2氏の離党・辞任了承 民主県連
山内・瑞慶覧氏 知事選対応で
民主党県連(喜納昌吉代表)は11日、役員会を開き、山内末子副幹事長の離党届
と、瑞慶覧長敏衆院議員の県連副代表辞任願いを了承した。
両氏は県知事選で自主投票を決めた党方針に異議を唱え、落選した前宜野湾市長の伊
波洋一氏を支援した。
新垣安弘幹事長は「願わくば、撤回してほしいと思っていたが意思は固いので了承し
た」と説明。県議会会派の対応については「12月定例会が開会中であり、山内さんの
意向を聞き、県議で議論していく」と述べた。新垣氏、山内氏、上里直司政調会長の3
氏で話し合い、年内をめどに結論を出す考えを示した。
再選した仲井真弘多知事に対する県連のスタンスについて、上里氏は「仲井真知事は
今後、新振興計画策定などに向け、政府と交渉する機会も多くなる。沖縄が良くなる立
場でサポートしていきたい」と指摘。これまでの野党的立場から、政策によって個別に
判断する可能性を示唆した。
2011年度の沖縄関係予算で社民党、国民新党が米軍普天間飛行場の名護市辺野古
移設関連経費の計上見送りを求めていることに関し、玉城デニー副代表は「どこまでが
辺野古関連予算なのかをあげつらって県連が議論することはない」と述べた。
http://www.okinawatimes.co.jp/article/20101212_12770/