東京でクマ目撃・痕跡 先月15件 ドングリ不作 柿・栗求め人里へ
多摩地区でツキノワグマを見たり、痕跡を見つけたりした人からの市町村への
通報が11月に15件もあったことが、読売新聞立川支局の調べでわかった。
今年あった通報の約4割を占める。前年同月は0件だった。
11月下旬から12月にかけてクマは冬眠に入るとされ、
今年はクマのエサとなるドングリが少なく、
エサを求めて活発に動いている可能性がある。
奥多摩町の民家近くの柿の木の実を食べた跡も見つかっている。
同町の担当者は「地元住民だけでなく、ハイキングや登山をする人も注意してほしい」
と呼びかけている。(中居広起)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20101210-OYT8T01240.htm