【政治】 「議決は核のボタンを押すのと同じ」 小沢氏系が反発 政倫審めぐり民主党内対立激化

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1影の軍団ρ ★:2010/12/08(水) 21:49:50 ID:???0
民主党内で岡田克也幹事長ら執行部と小沢一郎元代表の対立が激化してきた。
岡田氏が衆院政治倫理審査会での議決による小沢氏招致の考えを示したのに対し、
小沢氏は12日投開票の茨城県議選で敗れた場合には両院議員総会を開催すべきだと、岡田氏らをけん制した。

小沢氏に近い議員からは「(議決は)核のボタンを押すのと同じ」と岡田氏を批判する声も相次いでおり、
党内にきな臭さが漂ってきた。

「緊急役員会を開いて議決による政倫審招致を決めるというが、考え直していただきたい」。
小沢氏に近い森裕子、谷亮子両参院議員らは8日午後、事前の約束なしに党本部に岡田氏を訪ね、
こう要請した。これに対し、岡田氏は「この問題は今後の国会運営と統一地方選の障害になっている。
クリアしなければいけない」とはねつけた。

岡田氏は輿石東参院議員会長に会った際、週内にも緊急役員会を開いて小沢氏招致の方針を
決めたいと伝えた。「クリーンな政治」に期待した国民の菅政権離れが進む中、通常国会を乗り切り、
統一地方選に臨むには、小沢氏招致に前向きな姿勢を示す必要があると判断したとみられる。

しかし、輿石氏はこれに頑として応じなかった。小沢氏に近い議員からは「強引にやれば
菅内閣は吹っ飛ぶ。党は分裂だ」と招致に反対する意見が噴出した。

当の小沢氏は7日夜の中堅議員との懇談で、茨城県議選が厳しい状況にあることを指摘しつつ、
敗れた場合には「年内に両院議員総会のような場を設けた方がいい」と語った。
両院議員総会を開けば、菅直人首相や岡田氏らへの不満や責任論が噴出するのは必至。

地方組織から「このままでは統一地方選を戦えない」との悲鳴も出る中、民主党内には小沢氏が公然と
「脱小沢」路線の転換を迫り始めたと見る向きも出ている。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010120800980