6月に支給が始まった子ども手当の使い道について親の26%が子供に
限定しない使途に充てていることが7日、厚生労働省の調査で分かった。
厚労省は「制度の趣旨の周知徹底をしていきたい」と話している。
調査は9月、手当を受けた1万183人に実施。使途(予定を含む、複数回答)は
「子供のための貯蓄」41・6%▽「子供の衣類」16・4%▽「学校外教育費」16・3%
−の順で多かった。一方で「日常生活費」13・8%や「家族の遊興費」6・4%、
「ローン・借金の返済」1・8%、「大人の小遣いや遊興費」0・4%など、
2690人が子供に限定しない使途を挙げた。
子ども手当の使途について明確な規定はないが、子ども手当法では
「子供の健やかな育ちを支援するため」と趣旨を説明。制度開始前から、
「趣旨と異なる使途に使われかねない」などと、現物給付を求める声も挙がっていた。
ソース:MSN産経
http://sankei.jp.msn.com/life/education/101207/edc1012071908002-n1.htm