【ウィキリークス暴露】アメリカ大使館、各国首脳を酷評 

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1月曜の朝φ ★
 ◇肉のたるんだ老人−−金正日・北朝鮮総書記
 ◇無能で空っぽ。影響力なし−−ベルルスコーニ伊首相
 ◇主人公「バットマン」プーチン首相の相棒ロビン役−−メドベージェフ露大統領
 ◇ヒトラーのようだ−−アフマディネジャド・イラン大統領

 【北米総局】英紙ガーディアンなど欧米の一部メディアは28日、民間の内部告発サイト「ウィキ
リークス」が入手した米国の外交文書の中で、世界の米大使館が各国首脳を「酷評」した中身も
暴露した。

 同紙などによると、モスクワの米大使館は08年、ロシアの首脳の力関係について映画のヒーロー
と相棒の関係に例え、「(主人公)バットマンがプーチン首相。メドベージェフ大統領は相棒ロビンの
役割を演じている」と評した。また、北朝鮮の金正日総書記も外交筋から「肉のたるんだ老人。脳卒中
の結果、精神的にも肉体的にもトラウマを負った」と評された。

 イタリアのベルルスコーニ首相は「無能で空っぽ。現代欧州のリーダーとしての影響力なし。連日の
パーティー通いで休息も取っていない」とこき下ろされている。イランのアフマディネジャド大統領は
「まるでヒトラーだ」と独裁者呼ばわりされた。

 米国との関係改善を進めるリビアのカダフィ大佐も「官能的なウクライナ人看護師とロマンチックな
関係にある。彼女の同行なしでは旅行もできない」と素行を暴露された。看護師は38歳のブロンド
女性という。対テロ戦争でオバマ政権と協力するアフガニスタンのカルザイ大統領は「極度に弱い男。
事実に耳を傾けようとせず、とっぴな話に動揺する」「すぐに陰謀説を信じてしまう」と報告されている。

 このほか、メルケル独首相を「リスクを避け、創造性に乏しい」、サルコジ仏大統領を「怒りっぽい
権威主義者」、ネタニヤフ・イスラエル首相を「約束を決して守らない」と酷評するなど、同盟国との
関係悪化が懸念される表現も目に付いた。

続く