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資料館は、郷土の歴史を伝え残そうと、旧池田町がたばこの製造で栄えた旧真鍋家を購入して
1999年にオープン。刻みたばこの製造工程を解説する模型やイラストなどを展示しており、
地元住民が市から委託を受けて運営している。市が財務省に再申請している「たばこ特区」が
認定された場合、中心的な施設になる。
特区認定を目指す「阿波葉刻みたばこを考える市民会議」の委員を務める武川修士副市長は
「(譲渡なので)問題ないと考えていた。来月にも1次回答が出る特区の再申請に影響はないのでは」と
話している。市は今後、特区再申請の経過を見ながら、たばこ小売りの許可申請も含めて検討することに
している。