【政治】 「ヤジ将軍」から女を上げた「丸川珠代」

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1影の軍団ρ ★
「1日で5人の閣僚に謝罪させたのは大成功。予想以上に、彼女の質問は良かった。
今後が楽しみだ」

自民党幹部が満面の笑みを浮かべて、こういったのも無理はなかった。
11月18日の参院予算委員会。仙谷由人官房長官の“暴力装置”発言の関連質問で、
丸川珠代議員(39)は声を荒らげて菅総理に噛みついたのだ。

「失礼極まりないとんでもない発言だ。こうした発言が内閣から出たことを謝罪すべきではないか」
あまりの勢いに、菅総理も平謝りするばかりだった。女房を筆頭にオンナにはからきし弱い。

「内閣全体の責任者として、発言が自衛隊の皆さんのプライドを傷つけることになったのは、お詫びしたい」
だが、“口撃”の手を緩めず、こう宣言した。

仙谷長官の問責決議を求めます」

真っ赤なスーツに身を包んだ彼女の次の標的は、白いジャケット姿の蓮舫行政刷新担当相。
国会内のファッション誌撮影が問題となっていた“仕分けの女王”はそれまで“事務方の示唆”と答弁していたが、
丸川氏の質問で前言を撤回し、謝罪した。

その女王に、彼女はこうトドメを刺した。
「虚偽答弁だと分かった。弱い立場の人間に責任を押し付けた。人間性を疑う」

丸川氏は、鳩山前総理の国会答弁中に“ルーピー(愚か)”と罵声を浴びせて以降、
“女ヤジ将軍”と囃されていた。だが、「横にいた世耕弘成氏がアドバイスしていたものの、
彼女には合格点をあげて良いでしょう」(政治部記者)

女を上げた丸川氏。実は、自民党は先の参院選前から、彼女の使い道を考えていたのだという。
「その役割とは、来年4月の統一地方選での応援要員。応援要請が殺到する小泉進次郎氏が多忙の際には、
彼女にその代役を期待している。執行部の期待に応えた彼女には、更に大舞台が用意されるはずです」(同)
http://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/tachiyomi/20101125_1.html