【ネット】オンラインゲームのアイテムを不正転売、偽計業務妨害容疑の男女、きょうにも逮捕

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1空挺ラッコさん部隊ρφ ★
 インターネット上のオンラインゲームに登場するキャラクターが使うアイテムを転売して利益を
得るため、他人のIDとパスワードを使って不正にゲームに接続したとして、神奈川県警は24日にも、
不正アクセス禁止法違反容疑で、同県内の20代のコンピュータープログラマーの男と都内の
30代の会社員の女を逮捕する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。

 オンラインゲーム上の不正行為については、これまで同法違反容疑での立件が相次いでいたが、
県警はアイテムが不正転売されてゲーム運営上の秩序が乱された点を問題視、偽計業務妨害容疑でも
立件する方針を固めている。同容疑での立件は全国初という。

 捜査関係者によると、2人が不正にアクセスしたとされるのは、多人数が参加するオンラインの
ロールプレーイングゲーム「LINEAGEII(リネージュ2)」。プログラマーの男らは、
キャラクターの活動を効率化させるためのBOT(ボット)と呼ばれるツールを作成する際、
パスワードなどを盗み見るためのウイルスを仕掛け、自分たちのサイトからプレーヤーらに無料で
ダウンロードさせていた。2人は盗み見たパスワードなどを使い、ゲームに不正にアクセス。
ゲーム内のキャラクターが対戦相手と戦う際に使う武器などのアイテムを取得し、ネット上のアイテムを
現金で買い取る「RMT(リアル・マネー・トレード)業者」に売却し、数十万から数百万円の
利益を得ていたという。ゲーム業界ではアイテムを現金で売買することを禁止しているケースが多い。

 パスワードを盗み見られたプレーヤーは全国で100人以上で、県警はこのうちまず10人前後の
被害について立件する。被害者はアジアを中心に世界各国に広がっているとみられる。

ソース:http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101124/crm1011240755001-n1.htm
画像:オンラインゲームのアイテム転売
http://sankei.jp.msn.com/photos/affairs/crime/101124/crm1011240755001-p1.jpg