【裁判】痴漢で逆転有罪、５３歳の愛知県職員に罰金５０万円…名古屋高裁

痴漢で逆転有罪、５３歳の愛知県職員に罰金５０万円

　　電車内で女性の下半身に脚を押し当てたとして、愛知県迷惑防止条例違反の罪に問われた
　　同県職員の岡野善紀被告（５３）の控訴審判決で、名古屋高裁（下山保男裁判長）は２４日、
　　無罪とした一審名古屋地裁判決を破棄し、求刑通り罰金５０万円を言い渡した。

　　今年１月の一審名古屋地裁は「脚の接触が故意であるとの証拠はなく、
　　女性の供述もあいまいだ」などとして無罪を言い渡していた。

　　控訴審で検察側は「被告は女性が体の向きを変えた際も動きに合わせて
　　離れないように脚を入れており、故意は明らか」と主張。

　　弁護側は「物的証拠はなく、女性の供述には信用性に疑問がある」としていた。

　　岡野被告は平成２０年１２月８日午前７時４５分から約１５分間、
　　愛知県内を走行中の名古屋鉄道の特急電車内で、女性の下半身に脚をすり付けたなどとして起訴された。

産経新聞　2010.11.24 12:22
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/101124/trl1011241222002-n1.htm