★妊娠中絶薬で堕胎容疑、22歳女を書類送検 「交際相手からおろしてほしいと…」
・国内未承認の経口妊娠中絶薬を服用して堕胎したとして、警視庁新宿署は19日、
堕胎の疑いで、東京都内の無職の女(22)を書類送検した。同署によると、女は
「交際相手からおろしてほしいといわれ、親にも迷惑をかけたくなかった」と
容疑を認めている。
捜査関係者によると、薬物を使用して中絶した本人が立件されるのは異例だという。
女は当時、妊娠20週で、病院での診察は受けていなかった。中絶薬はインターネットを
通じて約2万5千円で購入したという。
送検容疑は昨年5月下旬の3日間、自宅で「ミフェプリストン」と「ミソプロストール」という
2種類の薬約10錠を飲み、同6月下旬に堕胎したとしている。
女は服用後に激しく出血するなどしたため、医療機関で診察を受け、医師に服用を
打ち明けたという。医師から通報を受けた新宿署が捜査していた。
ミフェプリストンは国内未承認で、譲渡や販売は薬事法で禁止されている。厚労省は
16年10月、子宮破裂などの危険性があるとしてホームページなどで注意喚起していた。
女に薬を販売したとされる自営業の男(51)は、北海道警に薬事法違反容疑で逮捕されている。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101119/crm1011191410019-n1.htm