仙谷氏、公務員労組の政治的中立「徹底したい」 注意喚起の考え
仙谷由人官房長官は19日の記者会見で、
日教組や自治労といった官公労が自治体庁舎や学校など公的施設を使って
民主党など特定政党の支援活動を行っている実態について、
「そういうことはあってはならない。政府としては(政治的中立を)徹底していただかないといけない」
と述べ、政府として改めて注意喚起を促す考えを明らかにした。
仙谷氏は、防衛省が関連行事の来賓に政治的発言を控えるよう求める通達を出したことについて、
これまで繰り返し「公務員の世界では政治的中立性が求められる」と強調している。
仙谷氏自身は、地方公務員の労組である自治労の組織内議員。
民主党の輿石東参院議員会長や鉢呂吉雄国対委員長は日教組の組織内議員として、
選挙では全面支援を受けている。仙谷氏は記者会見では、
「労組は民主党だけを支持しているのではなく、実態もそれぞれに違う」とも述べた。
産経新聞 2010.11.19 11:30
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101119/plc1011191132012-n1.htm