【物理】「天使と悪魔」に登場の「反物質」を瓶に閉じこめることに成功 理研など

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1おっおにぎりがほしいんだなφ ★
日本の理化学研究所など8か国の国際研究チームは、
宇宙創成の際にできたとされる「反物質」の一種、反水素原子を
瓶の中に閉じこめることに初めて成功した。
18日の英科学誌「ネイチャー」電子版に発表する。

研究チームは、欧州合同原子核研究機関(CERN)の装置を活用。
加速器で作った反陽子と陽電子を特殊な瓶に入れて、磁場の中に閉じこめ、
電気的な力でゆっくりかきまぜることで反陽子と陽電子1個ずつを結びつけ、
反水素原子を生成。
余った反陽子と陽電子を取り除き、反水素原子だけを瓶の中に封じ込めた。
実験後の計測では、計38個の反水素原子が0・2秒間存在したことを確認した。

反物質は、ダン・ブラウンの小説「天使と悪魔」で、ごく微量でも大規模な
爆発を起こす爆弾の材料として登場するが、今回の手法では短時間に
消滅してしまい、爆弾に使える量をためるのは不可能という。


ソース:読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20101118-OYT1T00185.htm