★湖南教育旅行誘致足掛かり 県教委、受け入れへ名乗り
徳島県が友好提携を目指す中国湖南省の高校2校の生徒20人が、11日から4泊5日の日程で来県し、
小松島西高校(小松島市中田町)の授業に参加するなどして交流を深める。
外務省の海外青少年交流事業の一環で、同省にターゲットを絞った教育旅行(日本の修学旅行)の
誘致を進める県教委が受け入れに手を挙げた。
県教委によると、来県するのは湘譚(しょうたん)市第一高校と
岳陽(がくよう)高校の1〜3年の生徒各10人と引率教諭ら4人。
一行は9日に入国して東京から空路で徳島入りし、初日の11日は鳴門市クリーンセンターの
施設見学や渦潮観光をするほか、里見光一郎副知事を表敬訪問する。
12日は小松島西高を訪れ授業や部活動に参加して交流。
徳島、小松島両市などの12家庭でホームステイしながら、
15日まで阿波踊り体験や大型ショッピングセンターの見学などをする。東京経由で17日に帰国する。
県教委総務課は「今回の交流を足掛かりにして、湖南省との友好発展と誘致の取り組みが加速してくれれば」と期待している。
県教委は7月、中国天津市の小学校の教育旅行を受け入れ、
鳴門市の林崎小児童との交流を通して国際理解教育につながるとの手応えを得た。
来年4月から湖南省−徳島間で10日に1回程度、チャーター便が運航予定で、湖南省に重点を置いた誘致を目指している。
徳島新聞
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2010/11/2010_128943894201.html