★オンラインゲーム、育てたキャラ「横取り」 中学生を書類送検
・上田署と県警生活環境課は10日、インターネットのオンラインゲームで他人の
パスワードなどを入力し、キャラクターを横取りしたとして、不正アクセス禁止法
違反と電磁的記録不正作出・同供用の疑いで、三重県熊野市の男子中学生
(15)の書類を地検上田支部に送った。
3月に上田市の会社員男性(26)が「せっかく強く育てたキャラクターがゲームで
使えなくなった」と警察に相談して発覚。中学生は容疑を認めているという。
送検容疑は3月上旬、自宅のパソコンから男性のキャラクターを利用するための
パスワードを入力、10回前後にわたって男性のキャラクターを利用したほか、
パスワードを書き換えて男性が利用できないようにした疑い。中学生は「適当に
入力したら、偶然つながった」と供述しているという。
ゲームは、キャラクターが架空の戦場でナイフや銃を使って対戦する。
インターネットを経由して利用者同士で対戦を重ね、経験を積むと強い武器が
使えるようになる。
同署によると、中学生は経験を積んだ男性のキャラクターのことをゲームに
詳しい友人から聞いたといい、「ゲームを始めてまだ日が浅かったが、強い
キャラクターで遊びたかった」と話しているという。ゲームは無料で利用でき、
同署は金銭的な被害はないとしている。
http://www.shinmai.co.jp/news/20101111/KT101110FTI090008000022.htm