9日開かれた衆院予算委員会で、仙谷由人官房長官が審議に持参した資料が撮影され
同日付読売新聞夕刊に掲載されたことを挙げて「盗撮」と批判する場面があった。
同紙に掲載されたのは、仙谷氏が同日の審議の最中に菅直人首相に示した
沖縄県・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件の映像の一般公開の可否を検討するための資料。
「厳秘」と記され、国会提出済みの映像や動画投稿サイト「ユーチューブ」に流出した映像などが
それぞれ公開された場合のメリット・デメリットなどが記載されていた。
仙谷氏は写真記者席付近を指して「あらゆる場面を頭の中に入れて、
私的なメモを作っているがあのへんからどうも望遠レンズで盗撮されたようだ」と語った。
http://mainichi.jp/select/today/news/20101110k0000m010045000c.htm