【企業】「TSUTAYA・ツタヤ」グループ16億円申告漏れ

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1出世ウホφ ★
CD・DVDのレンタル・販売大手の「TSUTAYA(ツタヤ)」を運営する「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」(本店・大阪市)のグループ4社が、
大阪国税局の税務調査を受け、平成21年3月期までの3年間で計約16億円の申告漏れを指摘されていたことが8日、分かった。
このうち約2千万円は悪質な仮装・隠蔽(いんぺい)を伴う所得隠しと指摘されたもようだ。4社は重加算税を含め計約5億円を
追徴課税されたが、すでに修正申告し、納税も済ませたとしている。

修正申告したのは、TSUTAYAの直営・フランチャイズ事業を手がけ、21年10月にカルチュア社に吸収合併された「CCC」
(旧TSUTAYA)のほか、21年4月にCCCに吸収合併された「レントラックジャパン」「ツタヤオンライン」、国内最大級の
共通ポイントサービス事業を展開する「Tポイント」(旧Tカード&マーケティング)の計4社。

関係者によると、CCCなど4社は、親会社のカルチュア社に対し、「経営管理」に伴う手数料を支払って経費計上していたが、
国税局はこの手数料が実質的にカルチュア社を支援するための寄付金に当たると指摘。大半の経費計上を認めず、
過少申告加算税の対象となる申告漏れとした。

さらに、CCCでは一部の経費を意図的に不正計上して所得を圧縮していたことも判明。重加算税対象の所得隠しと判断された。

カルチュア社の広報担当者は「税務調査を受けたのは事実。見解の相違がいろいろあったようだが、
国税局の指摘を受け入れた」とコメントしている。

カルチュア社は、東証1部上場で、資本金125億9600万円。22年3月期の連結売上高は1892億9900万円。
現社長の増田宗昭氏が昭和57年、大阪府枚方市の京阪枚方市駅前に喫茶店兼貸レコード店を開店して創業。
翌58年にTSUTAYAの1号店となる「蔦(つた)屋書店枚方駅前店」をオープンし、全国展開を進めた。

産経新聞 11月9日(火)2時9分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101109-00000503-san-soci