【政治】 末期的症状の菅政権、「ポスト菅」に仙谷官房長官の名前が挙がる

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1影の軍団ρ ★
「この政権は末期的症状だな…」
沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件を撮影した映像が
インターネット上に流出した政府の失態を見て、公明党幹部はこうつぶやいた。

たしかに、ハノイで中国が日本との首脳会談をドタキャン(10月29日)、ロシア大統領・メドベージェフの
国後島訪問(11月1日)、民主党元代表・小沢一郎の衆院政治倫理審査会出席拒否(4日)、
政府部内からとみられる尖閣ビデオ流出(5日)―と続くと、中国にもロシアにも小沢にも、
そして霞が関にまでもなめられ、政権の体をなしていないとみられてもやむを得ない。

もちろん、この政権は首相・菅直人が退陣を決意しない限り続く。しかし、ここまで国民の信を失うと
政権を立て直すのは容易なことではない。このため、民主党内では後継を模索する動きが進行している。

後継の1番手は外相・前原誠司だ。前原は日経新聞・テレビ東京の世論調査(10月29−31日実施)で
「今後、日本の政治に影響力を発揮してほしい政治家」のトップに挙げられ、19%を獲得した。

2位は幹事長・岡田克也とみんなの党代表・渡辺喜美の9%で、前原は群を抜いている。
さまざまな局面で明確なメッセージを発信し続けていることが評価を高めているとみられる。

重要な局面で、前原は直線的に行動しがちだ。ストレートであるがゆえに分かりやすいのだが、
思慮に欠けるともいえる。それが「首相にしてはいけない政治家」(民主党幹部)という厳しい評価を生むことになっている。

前原の対抗馬は幹事長・岡田克也。代表、外相を経験し、経歴としては申し分ない。ベテランの元衆院副議長・渡部恒三、
元財務相・藤井裕久らが支持している。ところが、昨年5月の代表選を争った際に支持した議員でさえ、
「もう二度と支持したくない。つまらないところであまりに敵をつくりすぎている」と見放している。

主流派サイドではほかに、官房長官・仙谷由人、仙谷を補佐して政策調整に当たる
国家戦略担当相・玄葉光一郎、財務相・野田佳彦、幹事長代理・枝野幸男(元行政刷新担当相)、
当選3回で閣僚に抜擢された国土交通相・馬淵澄夫らの名前が挙がる。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/1527?page=2
>>2以降へ続く
2影の軍団ρ ★:2010/11/08(月) 07:14:15 ID:???0
これに対して、先の代表選で小沢に投票した非主流派サイドでは、
経済財政担当相・海江田万里、前総務相・原口一博、前幹事長代理・細野豪志らが候補者だ。
海江田は05年衆院選で落選したが昨年8月に復帰、菅改造内閣で入閣したことで後れを取り戻した。

主流派の人たちも非主流派も、菅政権の衰弱を横目で見ながら、
じわじわと「ポスト菅」に向けて動きだしている。(抜粋)