【尖閣ビデオ流出】「2つの尖閣ビデオ」見た民主川内議員「こんなもの、偽造しようがないじゃないですか」 「流出映像のほうが迫力ある」

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1窓際店長見習φ ★
尖閣諸島沖で起きた中国漁船との衝突事故の様子を撮影したと見られる
映像が、2010年11月4日夜に動画サイトYouTubeに投稿され、日本中に
大きな衝撃が走った。これを受けて、11月5日のニコニコ生放送では政治家
とジャーナリストによる討論番組「緊急特番!尖閣ビデオ流出 日本政府の
危機管理を問う」を急きょ放送した。

気になる映像の真偽について、民主党の川内博史衆議院議員は「こんな
もの『海猿』の映画じゃあるまいし、偽造しようがないじゃないですか」と
本物であると断言した。川内議員は、11月1日に国会内で限定公開された
事件ビデオを見た議員の一人。巡視船「よなくに」との最初の衝突シーン
については国会で見せられたものと同じだが、2回目の衝突があった
「みずき」については「流出映像」のほうが迫力があると語った。

これに食いついたのが、自民党の山本一太参議院議員で「(みずきへの
衝突が)ややマイルドな映像にされているとすると大問題だと思いますね」
と政府の編集方法を批判した。対して、ビデオジャーナリストの神保哲生
さんは「(政府が)『こんなバージョンがあったなんて知らなかった』という
話になったら、もっとまずいでしょ」と別角度の意見。「そうなってくると、
素材が今どうなっているかというのも分からない」と政府の危機管理能力に
懸念を示した。

(続きは>>2-)
緊急特番!尖閣ビデオ流出 日本政府の危機管理を問う
http://live.nicovideo.jp/watch/lv31381386
(番組はタイムシフト機能で2010年11月12日まで視聴できる)
http://news.nicovideo.jp/watch/nw3158
2窓際店長見習φ ★:2010/11/06(土) 13:03:38 ID:???0
>>1の続き)
■「悪いことは全部、現場の責任にさせられる」

小池晃前参議院議員(共産党)は、「政治主導だと言いながら、問題が
起こったとき、悪いことは全部、現場の責任にさせられる」と政府の無責任
ぶりが今回の流出の一因だという見方を示す。これを受けて司会の
角谷浩一さんは「やってられねえよ!」と現場の気持ちを代弁した。

今後について、山本議員は「私は『自滅的外交敗北』と呼んでいるんです
けど、日中がこうなり、日ロがいま問題になった、もしかすると韓国との
竹島にまで波及してしまう......この外交敗北の連鎖をちゃんと止めてもら
わないといけない」と話し、「遅すぎると思うが、政治が責任をとり、ビデオも
公開してほしいと訴えた。

これを聞いた川内議員は「官邸も、国交省の上層部も、外務省の上層部も
動いていない。十数時間ネットにアップされているわけですが、海上保安庁
だけが善後策を講じている。全然言い訳できないんですよ、僕も。本当に
情けないなと思うんですけど」と謝ることしかできなかった。

11月13日からは、横浜で日本や中国などの首脳が集まるAPEC
(アジア太平洋経済協力会議)が開催されるだけに、これからの政府の
対応に注目が集まる。
(終わり)