大阪府下で見つかった偽装米としては過去最大です。
岸和田市の米卸業者が、中国産の米などおよそ246トンを「あきたこまち」と偽装して
販売していたことが分かりました。
問題の業者は岸和田市の「ハルキ」で、5日付で大阪府の行政指導を受けました。
府によりますとハルキは、去年3月から6月までに中国産の米や愛媛産の玄米などおよそ246トンを、
秋田や岩手県産の「あきたこまち」と書き換えて福岡県の中卸業者に販売していました。
去年8月、この業者の不正表示が発覚し、大阪府が「ハルキ」に立入り調査に入ろうとしましたが
「伝票を保存していない」などといって拒否されたため大阪府警に刑事告発し、今年9月「ハルキ」は
JAS法違反容疑で書類送検されています。
あらためて府が実施した調査に対し、ハルキの社長は「米を買ってもらっている立ち場なので
書き換えに応じざるを得なかった」と話しているということです。
mbs (11/05 19:04)
http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE101105171500403976.shtml