★中国「関心と憂慮」尖閣映像流出 政府、調査内容説明へ
・前原誠司外相は5日午後の記者会見で、中国漁船衝突事件とみられるビデオ映像の
流出に関し、中国政府から同日昼に外交ルートを通じ「関心と憂慮の意」が伝えられたと
明らかにした。日本側は「事実関係を調査中」と回答。仙谷由人官房長官は記者会見で、
政府の調査内容を近く中国側に説明する意向を表明した。
前原氏は「映像を見た感じでは、恐らく海上保安庁が撮ったものだと思う」と指摘した。
仙谷氏は、8日の衆院予算委員会で、その時点での調査内容を説明すると明言。
ビデオ映像の全面公開には応じない方針も重ねて示した。
関係閣僚らの処分に関しては「流出だとすれば、どういう状況、目的で行われたかによる」と
述べ、調査結果を踏まえて対応する考えを強調。「公務員が故意に流出させたとすれば、
明らかに国家公務員法違反になる」と説明した。
流出が確認された場合の菅直人首相や自身の責任については「政府全体の問題だから、
ないとは言わない」と述べた。
http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010110501000710.html