【訃報】 絵本「100万回生きたねこ」作者、佐野洋子さん死去…72歳

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248名無しさん@十一周年
あるとき ねこは 船のりの ねこでした。
ねこは 海なんか きらいでした。
船のりは せかいじゅうの 海と せかいじゅうの みなとに ねこを つれていきました。
ある日 ねこは 船から おちてしまいました。 ねこは およげなかったのです。
船のりが いそいで あみで すくいあげると
ねこは びしょぬれになって しんでいました。
船のりは ぬれた ぞうきんのようになった ねこを だいて
大きな声で なきました。 そして 遠い みなと町の
こうえんの 木の下に ねこを うめました。
249名無しさん@十一周年:2010/11/06(土) 01:00:32 ID:NvWYmWv+0
あるとき ねこは サーカスの 手品つかいの ねこでした。

ねこは サーカスなんか きらいでした。

手品つかいは 毎日 ねこを はこの中に 入れて

のこぎりで まっぷたつに しました。

それから まるのままのねこを はこから とりだし はくしゅかっさいを うけました。


ある日 手品つかいは まちがえて ほんとうに ねこを

まっぷたつに してしまいました。

手品つかいは まっぷたつに なってしまった ねこを 両手に ぶらさげて

大きな声で なきました。

だれも はくしゅかっさいを しませんでした。

手品つかいは サーカス小屋の うらに ねこを うめました。