★上郡グルメ売り込め モロどん15店紹介マップ 1月16日までスタンプラリー
写真 上郡町内で栽培されたモロヘイヤを練り込んだ「円心モロどん」とマップ
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20101103-481976-1-L.jpg 上郡町商工会は、町内で栽培されたモロヘイヤをうどんの生地に練り込み、
町ゆかりの南北朝時代の武将赤松円心にちなんで名付けた特産品「円心モロどん」をメニューに
掲げる飲食店を紹介するマップを作り、来年1月16日まで、食べ歩きを楽しむスタンプラリーを始めた。
マップで紹介されている全15店を回れば、半生の麺(めん)(2人前)が贈られるほか、
抽選で現金(5000〜2000円)が当たる特典もあり、ご当地グルメによる町おこしを図る。
同商工会の担当者は「栄養価が高いだけでなく、安くておいしい。町内外にアピールしていきたい」と意気込んでいる。
モロヘイヤはホウレンソウと比べ、カルシウムやビタミンB1、B2が豊富で、
老化予防や肌などを若々しく保つ美容効果があるとされる。
モロどんは、同商工会が約15年前に地域活性化事業として開発した。
もっちりとした弾力とモロヘイヤの甘い香りが好評で、町の特産品として販売されているが、
町内に食べられる飲食店がほとんどなかったため、町外での知名度は低かったという。
B級グルメが全国的なブームとなり、ご当地グルメが注目されていることから、同商工会は今年5月から、
改めてモロどんをPRしていこうと、これまでメニューで扱っていなかった飲食店にも協力を呼びかけ、
キムチ風味のちゃんこ鍋や塩バターで味付けした焼きうどんなどが新しくメニューに加えられた。
マップはA4判カラー(4ページ)で、4万5000部を作製。料理の写真と料金、
店の電話番号、定休日などが紹介されている。同商工会や町役場、JR上郡駅などで入手できる。
モロどんを販売している町観光案内所の井上寿美恵所長は「絶世の美女クレオパトラも
好んで食べていたというモロヘイヤ。上郡を訪れ、いろんな料理を食べ比べてほしい」と呼び掛けている。
讀賣新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/news/20101103-OYT8T00063.htm