拾ったカバンから現金などが着服される、つまりネコババされる瞬間の映像。撮影したのは
内部告発した大阪市の職員で、着服したのも川の清掃を担当する大阪市の職員でした。
船の上でカバンの口を開け、逆さまにして中を物色する男性。財布をあさり、カードを外に
放り出したかと思うと、今度は1000円札の束をバケツの中で洗い始めます。
「20万円ぐらい(入ってた)。ある程度分けれるぐらいの金額になったら、『ドーン』と
出た時は8人で割ったらいいけど、ちょこちょこやったらある程度たまってから」(河川事務所の職員)
物色する男性の肩には「OSAKA CITY」の文字が・・・。彼らは、川の清掃を担当する
大阪市の職員で、あさっていたバッグや財布は川に流れ着いたものでした。
映像を撮影したのは同じ河川事務所に勤務する職員で、長年にわたるこの不正に黙っていられなくなり、
内部告発したと言います。
「去年で一番出たのが15万円、道頓堀でこれを5人で分けた。伝統的というかずっと行われてきた。
少なく見積もっても30年はやってる」(ビデオを撮影した職員)
今度は人目を避けるためか、橋の下で財布の物色を始めた職員たち。中には、なぜかイベント用の
着ぐるみを着たまま財布を物色する職員の姿もあります。カバンに免許証や名刺が入っていた場合でも、
持ち主に返すことはほとんどないと言います。
「ICOCAやったら、当たった者勝ちや。金額がわからないから機械でせなあかんから。ICOCA
でも入ってたら1万円ぐらいの時がある」(河川事務所の職員)
「申し訳ございませんでした」(大阪市の会見)
(
>>2-に続く)
▽TBS News i ※ソース先に動画があります
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4566354.html