【中国】 「日本の3大タカ派」 前原誠司、田母神俊雄、桜井よしこ  「前原外相」は菅直人の「人選ミス」

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1影の軍団ρ ★
中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報は1日、「前原誠司は外相か国防相か」と題し、
前原外相の「タカ派外交」を批判する社説を掲載した。ベトナムでの日中首脳会談見送りについて、
「前原外相が駄目にした」としている。

社説は、前原氏を「外相という職務が政治的な極端主義を持ち込むことが許されない職務であることを
全く理解していない人物」などと評し、菅直人首相の「人選ミス」を指摘。

さらに、尖閣諸島沖で起きた漁船衝突事件への日本の対応に関し、「前原氏の個人的な右傾主義の
主張が対中強硬の旗印となり、日本外交が本来持つはずの柔軟性をゼロにしてしまった」と述べている。

また人民日報系の中国誌・環球人物は、前原氏の写真を表紙に掲載し、
政府見解と異なる歴史認識を示して更迭された田母神俊雄前航空幕僚長や
ジャーナリストの桜井よしこさんとともに「日本の3大タカ派」と紹介した。

一方、中国側は今回、首脳会談見送りの理由として前原外相の発言などを前面に出しているが、
「中国の対日強硬派の意見が融和派に勝り、胡錦濤指導部として配慮せねば、政権安定に響くと判断した」(日中関係筋)との見方もある。 

日中間では、2005年、当時の小泉純一郎首相の靖国神社参拝問題で関係が悪化した際、訪日していた
呉儀副首相(当時)が小泉首相との会談を突然キャンセルしたケースもある。対日関係をめぐる
中国の国内事情は「想像以上に複雑になっている」(日中関係筋)という。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010110100798