【裁判】「更生することを期待する」乳児暴行死、被告男性(22)に懲役6年…那覇地裁、裁判員裁判での判決

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沖縄市室川の自宅アパートで5月、生後3カ月の息子に頭突きなどの暴行を加え死亡させたとして、
傷害致死の罪に問われた介護職員の我謝進一被告(22)の裁判員裁判は28日、那覇地裁(鈴木秀行
裁判長)で判決公判があり、懲役6年(求刑同7年)が言い渡された。

 判決では、生後3カ月の乳児に対して、頭突きした上で、足をつかんで布団の上に放り投げた暴行は
「強烈で悪質」と指摘。被害者が死亡した結果は重大で、犯行後、直ちに救急車を呼ばず、自らの暴行の
結果であることを男児の母親や医師らに隠そうとしたと批判した。また、乳児に対する虐待事案として
「社会に与えた影響も少なくない」とした。その上で、被告が反省と後悔の態度を示し、被害者への
償いの意思を示していることなどを考慮した。

 鈴木裁判長は理由を告げた後、被告に対して「人の命の重さを考え、償いをするとともに、自分の
問題点を考え改善し、更生することを期待する」との裁判員からのメッセージを読み上げた。

ソース:沖縄タイムス
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-10-29_11568/