★蓮舫氏は気合「制度に切り込みたい」も…空席目立つ仕分け会場
・国家予算の伏魔殿とも言われる特別会計の無駄をどこまで洗い出せるのか。
27日始まった事業仕分け第3弾。「すべての力を持って、制度そのものに
切り込みたい」。行政刷新担当相として東京・池袋の会場に乗り込んだ蓮舫氏。
だが、過去2回と違い、開始直後の傍聴席には空席が目立った。
トレードマークの白いスーツ姿の蓮舫氏は冒頭のあいさつで、「まずは情報を
フルオープンにする。特別会計が国民のためになっているのか」とマイクを握る
手に力を込めた。
初めて仕分け人に選ばれた夫とともに訪れた川崎市の主婦(53)は「事業仕分けも
3回目。どれほど成熟した議論がなされるのかが楽しみ」と語る。家ではあまり
仕事の話をしないという夫の「活躍ぶり」にも注目している。
友人に会うため名古屋市から来たという男性(63)は「古くからある制度の無駄に
どれだけ切り込めるのか。民主党の改革意識をみたい」と話した。
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20101027018.html ・27日に始まった政府の行政刷新会議の事業仕分けの会場にロック歌手で俳優の
内田裕也さんが姿を現した。内田さんは「民主党も今、人気落ちているから。
しっかりやんないと。勝負だと思う」と話し、ほかの傍聴者たちに交じって席に座り
議論を見守った。
9時の開会式よりも前に東京・池袋の会場に到着した内田さん。やや空席が目立つ
傍聴席に「ずいぶん傍聴人が少ない。ほかのミュージシャンも来ればいいい。
関心を持つことが大事だ」と訴えた。
仕分け人の1人として注目される長妻昭前厚労相については「大臣から降格されたん
だから、原点に帰って頑張ってほしい」とエールを送った。また、「(仕分け人の)
枝野幸男さんがペーペーになってどういう情熱を持て仕分けるか、見たい」とも述べた。
第1弾、第2弾の事業仕分けも傍聴してきた内田さん。記者から「今日はななぜ
来たのか」と尋ねられ、「1回目から全部来てるぞ。勉強しなよ」と切り返す一幕もあった。
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/101027/trd1010271006002-n1.htm