【社会】岩沼市社協課長、「赤い羽根共同募金」の預かり金数百万円を着服…懲戒解雇の方針・宮城

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 宮城県岩沼市社会福祉協議会の幹部職員が、共同募金の預かり金数百万円を使い込んだ疑いで出勤停止となって
いることが24日、分かった。職員は事実関係を認め、着服したとされる金はすでに親族らが弁済している。市社協は
職員を懲戒解雇とする方針で、今月末に理事会を開き正式決定する。着服の疑いが持たれているのは、市社協事務局
(岩沼市里の杜3丁目)の50代の事業課長で、今月中旬から出勤停止を命じられている。

 市社協によると、着服された疑いがあるのは2009年度に市内の各世帯や街頭などで集められた「赤い羽根共同募金」
の預かり金。市社協が取りまとめ窓口となっており、課長は預かり金管理を1人で担当していた。県共同募金会に送金
された09年度分の額と、市内で集めた額との間に開きがあることが8月中旬に発覚。内部調査で、預かり金口座から
複数回にわたって引き出されていたことが判明した。市社協によると、岩沼市内で集められる共同募金は年間約500万円で、
大部分が引き出されていた計算になるという。市社協の聴取に対し、課長は着服の事実は認めたものの、使い道に
ついてはあいまいな話を繰り返しているという。

 市社協の鎌田健一会長は「市民の善意を踏みにじり、幹部職員としてあるまじき悪質な行為だ。厳しい処分で臨む」
と話している。

ソース:河北新報
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101025t13021.htm