尖閣問題の余波で、SMAPの上海公演のチケット販売が中止になったが、
中国人の本音はどうなのか。ジャーナリストの吉村麻奈氏が報告する。
日本の人気アイドルグループ、SMAPの上海公演が取り消された話題をめぐる
インターネット上の掲示板では、「チケット代は払い戻されても、往復の飛行機、
ホテルのキャンセル料、ばかにならなかったわ!
(日本との対立を続けていくことが)国家利益だって? 国家利益より民間利益よ!」と、
公演を取りやめたSMAPではなく、そうさせた中国政府に不満をぶつける声もあった。
対日批判や対日圧力も、自国民に苦痛を強いるレベルになれば、
人々の不満の矛先は政府に向かう可能性もあるのだ。
http://www.news-postseven.com/archives/20101024_4204.html