胆振の市長ら中国へ出発
尖閣諸島の領有権をめぐって中国各地で反日デモが起きるなか、室蘭市や登別市といった
胆振の市長や町長などが22日、観光客を呼び込むため、中国・山東省に向けて出発しました。
中国を訪問するのは、室蘭市や登別市、伊達市など、胆振の7つの市や町の市長や町長など、あわせて19人です。
一行は、22日朝、新千歳空港の国際線ロビーに集まり、最初の目的地の中国・山東省に向けて出発しました。
中国では尖閣諸島の領有権をめぐって今月中旬から各地で反日デモが起きましたが、一行は、
室蘭市の友好都市の山東省日照市など、3つの都市を訪れ、登別温泉や洞爺湖温泉をはじめ、
胆振各地にある温泉やアイヌ民族の文化を紹介する施設などをPRするということです。
訪問団の団長を務める登別市の小笠原春一市長は「現地と何度も連絡を取り合い、安全だと確認している。
地域の市や町が団結して、胆振の魅力を伝えたい」と話していました。
一行は6泊7日の日程で中国各地を回り、今月28日に帰国する予定です。
NHK 10月22日 19時12分
http://www.nhk.or.jp/lnews/sapporo/7004736841.html