★家宅捜索直前、男が自殺 愛知県警「予見できず問題ない」
・わいせつDVDを販売目的で所持している疑いがあるとして、愛知県警が20日、
岡山県の30代の職業不詳の男宅を家宅捜索するために訪れた直後、男が自分の
胸を包丁で刺して死亡していたことが分かった。捜査関係者が明らかにした。
捜査関係者によると、西枇杷島署などの捜査員数人が男宅を訪問。呼び鈴を鳴らすと、
男が1階の居間から顔を見せたため「警察だ。話をしたいから玄関に来て」と告げた。
しかし、姿を現さず、室内からうめき声が聞こえたため捜査員が中に入ったところ、
男が2階で胸に包丁が刺さった状態で倒れていた。病院に運ばれたが、死亡。
その後、家宅捜索は実施し、パソコンなどを押収した。
男は精神的に不安定で、過去には何度か、包丁を振り回して岡山県警に保護される
などしていたという。
西枇杷島署の田中喜裕署長は「男に捜索令状を示すなどする前の出来事で
防ぎようがなく、捜査員の対応に問題はなかった。精神状態は事前に把
握しておらず、自殺は予見できなかった」と話した。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2010102190135659.html