【地域/滋賀】「むべなるかな」 長寿願い皇室に「むべ」献上 大嶋奥津嶋神社…近江八幡

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天皇、皇后両陛下に献上する地元産果実「むべ」を、大嶋奥津嶋神社(滋賀県近江八幡市
北津田町)の深井武臣宮司ら3人が20日、同市役所で箱詰めした。「不老長寿」伝承も
ある甘い実で、22日に東京の宮内庁に届ける。

3人は5センチ前後の薄紫色の実10個ほどを竹かごに入れ、ヒノキの箱に収めた。立ち
会った冨士谷英正市長に、2年前、皇后さまが嘉田由紀子県知事にむべを食べたお礼を
述べられたエピソードを話した。

むべは、天智天皇が7世紀中ごろに奥島(現・近江八幡市島町)で長命の老夫婦から
差し出された果実を賞味し、「むべなるかな(なるほどなあ)」と述べたことが名の由来に
なっている。

皇室への献上は地元の旧家によって長年、毎年続けられていた。1980年ごろに途絶えたが、
大嶋奥津嶋神社が2002年に復活させた。毎年、神社近くで自生しているむべを採取し、
献上している。

http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20101021000049

http://www.kyoto-np.co.jp/picture/2010/10/20101021102428mube.jpg