【祭り】「孫の代まで誇れる名誉なこと」…担げるのは一生に一度、稲美・天満神社の「みこし投げ」

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 担ぐのが許されるのは人生でたった一度‐。稲美町国安の天満神社で本宮の10日、みこしを天満大池に
投げ込む伝統の「みこし渡御」があった。同神社には、菅原道真が訪れた際、鳥居前の天満大池で手を清めた
との言い伝えがある。みこしを投げ入れて清め、五穀豊穣を願うという。みこしが壊れるほど豊作とも伝わる。

 渡御を担うのは「十六人方」と呼ばれる20、30代の男衆。12地域が12年ごとに受け持つ当番制で、
一生に一度しか担げない習わしだ。今年は北山、金守地区の力自慢が晴れ姿を見せた。十六人方は手拍子と
拍子木を鳴らして気分を高め、みこしとともに本殿を1周して池へ。気合を入れ、みこしを真っ逆さまに
投げ入れると、豪快に水しぶきが上がった。男衆も次々に飛び込んで、みこしを掲げ、見物人の歓声を誘った。

 12年前に十六人方を務めた同町北山の男性会社員(50)は「孫の代まで誇れる名誉なことです」と
後輩の勇姿を見守った。

ソース:神戸新聞
http://www.kobe-np.co.jp/news/touban/0003523801.shtml
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