【北京時事】香港紙・明報(電子版)は3日、中国山東省※(※=鯔のへんをサンズイに)博市で1日、
サッカーの19歳以下(U19)アジア選手権を前に練習していた日本代表が、
尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有問題をめぐり地元のサッカーファンからペットボトルを投げ付けられ、抗議を受けたと報じた。
同紙によると、U19アジア選手権は3日から同市内で開催。日本代表が到着後初の練習を屋外練習場で行おうとした際、
サッカーファン1人が大声で抗議を始め、そのうち場内に入りボトルを投げ付けたという。
このファンは、公安当局によって阻止された際、「日本人は昔多くの中国人を殺したのに、今でもわれわれの領土を占領し、
われわれの漁民も逮捕した」と反発。中国の国旗を振りながら、尖閣諸島沖で起きた漁船衝突事件などでの日本の対応に抗議し、
最終的には公安当局に排除された。
[時事通信社]
http://www.asahi.com/international/jiji/JJT201010030084.html