【社会】「ネット掲示板に(犯人は)お宅の息子と書いてある」デマに煽られ“電凸”…信用毀損で捜査に乗り出し

このエントリーをはてなブックマークに追加
1 ◆SCHearTCPU @胸のときめきφ ★
ある日突然、インターネット上で凶悪事件の容疑者の実家であるというデマを流されたとしたら…。
女性2人を乱暴目的で車ではねるなどして死傷させたとして、強姦致死などの疑いで逮捕された
男の名字と社名が一緒だった北海道の不動産会社に、そんな災難が襲いかかった。
デマを信じた人から会社に抗議や問い合わせの電話が相次ぎ、倒産の恐怖にさいなまれた社長は
不眠の日々を送った。誰でも手軽に書き込めるインターネット。
同社の被害は人ごとではない。
(中略)
最高裁が指摘するように、ネットによる被害は大きく、回復への道のりも並大抵ではない。
札幌市の事件で騒動に巻き込まれた外山不動産では火消しのためにネット掲示板の管理者に
デマ情報の削除を要請したほか、「容疑者と関係ない」とする書き込みを積極的に行った。
取引先への釈明にも追われ、無関係を伝える折り込み広告を約20万枚出した。
その費用は200万円を超えた。
現在は抗議などの電話はなくなったほか、ネット上でも外山不動産に同情的な声が
相次いでおり、騒動は収束している。会社から被害届を受けた道警は、デマを
書き込んだ行為について信用棄損などの疑いがあるとして、捜査に乗り出している。
(中略)
こうした状況についてネット問題に詳しい豊田充崇(みちたか)・和歌山大准教授(情報教育)は
「情報を読み解き、客観的に判断するメディアリテラシーと、中傷など不適切な書き込みに
疑問を持てるようにする情報モラルを学校でしっかり教える必要がある」と訴えている。

*+*+ 産経ニュース 2010/10/02[12:49:35] +*+*
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101002/crm1010021202012-n1.htm