中国人船長釈放は政府の政治的な判断
沖縄県の尖閣諸島沖で海上保安庁の巡視船と中国国籍の漁船が衝突した事件で、
那覇地検が逮捕された中国人船長を処分保留のまま保釈した件について、
片山善博総務相は記者会見で次のように言及しました。
時事ドットコムによると「広い意味で検察も政府の一員」とした上で、
「政府全体としては政治的な判断が背景にあったと思う。わたしはそれでいいと思う」
と、広い意味で検察も政府の一員であると説明したうえで、
中国人船長を処分保留のまま釈放としたのは政治的な判断があったと言及しました。
菅首相と仙谷官房長官がやっきになって検察独自の判断と言及しているとは認識のずれがあり、
早くも今後の火種となりそうです。今回の事件で自民党の批判は元より、
対外的にも批判の対象となるのは目に見えており、民主党は今後釈明に追われることになります。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0928&f=national_0928_052.shtml