自民党は22日、シャドーキャビネット(影の内閣)を
正式に発足させた。21日の名簿発表時に忘れていた
「拉致問題担当相」には、竹本直一「国家公安委員長」を
兼務させることを決めた。
党政調関係者によると、シャドー・キャビネットの「組閣」の際、
政権を奪い返せば閣僚へ起用される可能性があるとみて、
中堅議員を中心に石破茂政調会長、林芳正政調会長代理らへ売り込みが殺到。
「調整に追われるあまり、拉致問題担当相の人選をウッカリ忘れた」(政調関係者)というが、大失態といえそうだ。
党本部で開かれた「初閣議」で「首相」となった谷垣氏は「政権側よりはるかに
能力が上回っている自信がある」と強調した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100922-00000573-san-pol