>>102 中国政府が恐れているもののひとつには、反日デモが政権批判にすぐに結びつくということがある。
中国各地で反日デモ、官の腐敗を訴えたデモ参加者が即時拘束 2010/09/19(日) 10:35
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0919&f=politics_0919_005.shtml 18日9時18分、数百名のデモ参加者たちが日本大使館に集結、「日本は釣魚島から出て行け」、
「中国万歳」と叫んだ。しかし、参加者の一人が日本国旗に火をつけようとすると、公安から
制止された。参加者からは「邪魔するものは皆、売国奴だ」と公安を罵る声があがったという。
また、政府関係者の汚職を批判するスローガンの書かれたプラカードを掲げたデモ参加者が
拘束され、一時騒然となった。一方、上海や深センでもデモが行われたが、公安や武装警察が
警備を強化したため、大きな混乱は発生しなかった。
反日デモ スローガン、行進コース…警察が管理して“ガス抜き”
http://sankei.jp.msn.com/world/china/100918/chn1009182350002-n1.htm 17日夜に湖南省から列車で上京したという男性(20)は「中国政府はあまりにも弱腰なので、
私たちが声をあげなければいけない」と興奮気味に話していた。中国当局が警戒するのもこうした若者だ。
北京のデモ隊はこの日、日本大使館周辺で「日本人を中国から追い出せ」といったスローガンを
叫んでいる間は、ほとんど警察に干渉されなかった。しかし、デモ隊が市内の中国外務省の
ビルに向けて行進し、「中国の外交は弱腰だ」などと叫び始めると、すぐに警察が介入して
外務省への行進を阻止した。
デモ隊の中に、「深セン市の腐敗問題を追及しよう」と大書された紙を突然高く掲げた中年男性がいた。
地方から来た陳情者とみられ、近くにいた私服警察とみられる複数の男性にすぐに取り押さえられた。
デモが終わったこの日午後、市内で警察幹部らが握手し、計画通り、批判の矛先を政府に転化させず、
デモの過激化を防いだことを祝う場面もみられた。