>>2から
本誌は野田氏への直撃を続けた。
―Kさんには過去、犯歴があります。
「彼は社長という立場で責任を取りました。逃げずに、罪を償いました。その後、一切悪いことはしていません。
彼が再チャレンジする姿を見て、『問題なし』と思いました。その姿を見て『この人の子供が欲しい』とも
思ったんです」
―今日で50歳ですね。お子さんが成人する頃には70歳になりますが。
「若々しくしとかないとね。しっかし、イヤなことばっかり聞くのね(苦笑)」
―体に障る質問ばかりですみません。
「振り返れば、フライデーには酔っぱらって踊っているところや路上でチューしている写真も撮られたっけ。
(民主党の)細野(豪志代議士)くんと山本モナさんのように綺麗な写真だったら、まだよかったのに・・・。
私が総裁選に出たら、絶対に過去の写真を使うんでしょ」
―自民党総裁選に出るんですか?
「いずれ。応援してくれる方がいるので」
そう慈母の微笑みを浮かべる野田氏だが、身内であるはずの自民党から、夫婦別姓法案が可決するまで結
婚しないという野田氏の態度に冷淡な声が上がる。
「亭主もいないのに子供をつくるなんて。何が何でも『野田』姓の世継ぎがほしいなんて理解できん」(自民党幹部)
世の女性に新たな選択肢を提示した野田氏だが、"古さの象徴"自民党の意識を改革するには至らなかったようだ。(了)