神奈川県藤沢市保健所は17日、経口生ポリオワクチンを接種した市内の女児(1)が
ポリオに感染したと発表した。
女児は5月14日の接種後、左腕にまひなどの症状が表れ、リハビリを受けているが、
完全に回復するか不明という。
厚生労働省によると、生ワクチン接種による感染は1999年以降、二次感染も含めて5例目。
ポリオワクチンをめぐっては、まひの起きない不活化ワクチンの開発が進んでいる。
同保健所によると、女児が感染したウイルスは国立感染症研究所がワクチン由来と確認。
国内の予防接種で使われる生ワクチンは毒性の弱いウイルスが使われ、約486万回の
接種で1人程度、まひが生じることがあるとされる。
*+*+ YOMIURI ONLINE 2010/09/18[10:06:57] +*+*
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100917-OYT1T00965.htm