愛知県岡崎市内の小学校に勤務する男性教諭(45)が今年七月、担任する学級の授業で
「殺人事件」を題材にした算数の問題を児童に出題していたことが分かった。
学校、市教委も事実を把握し、すでに「厳重注意」処分としたが、保護者は
「冗談にしてもひどすぎる。教育者として許されない」と憤っている。
学校によると、教諭は三年生の学級担任。算数の授業で、割り算を教える際、
「ここに十八人の子どもがいる。一日に三人ずつ殺すと、何日で全員を殺せるでしょう」
と、口頭で出題した。
保護者とともに取材に応じた児童は「みんなびっくりした。怖くなってだまりこんだ」。
別の児童は「思い出すだけで気持ち悪い」とショックを受けている。男性教諭は、
これより前に、担任する学級の女子児童をたたく問題も起こしている。学校が七月、
二つの問題を併せて市教委に報告。市教委は校長を同席させ、七月十六日付で
厳重注意の処分をした。教諭は「ついやってしまった」と話したという。
*+*+ 東京新聞 2010/09/15[07:59:02] +*+*
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2010091502000032.html