★仙谷官房長官キレる「延期と言われても困る」
・仙谷由人官房長官は13日午前の記者会見で、中国漁船接触事件をめぐり、
東シナ海ガス田開発に関する日本と中国の条約締結交渉延期に関して「漁船の
違法操業とはレベルの違う話だ。延期と言われても困る」と述べ、接触事件に
絡めた中国政府の対応を批判した。
同時に「日本の海上保安庁、捜査当局の対応は極めて当然で適切だ」と強調した。
今後のガス田交渉に関しては「あらゆる機会をとらえ、中国側に冷静な対応を申し入れる。
(船長以外の)乗組員が帰国すれば、違った状況が開けるのではないか」と指摘した。
外務省は13日、中国の戴秉国国務委員が丹羽宇一郎駐中国大使を緊急に
呼び出した事態を受け岡田克也外相らが協議し「日本の法律に基づいて粛々と
対応する」との方針をあらためて確認した。
ただ拘置中の船長が起訴されれば、中国側の態度を硬化させるのは必至。事件が
日中関係全体に影響を及ぼさないよう、中国側に冷静な対応を呼び掛ける考えだ。
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20100913045.html