★メディア注目は代表選、埋没・自民に危機感
民主党代表選にメディアの注目が集まる中、自民党が危機感を募らせている。
かつては党総裁選のたびに「メディアジャック」をしては、民主党を悔しがらせたの
とは正反対の立場に置かれ、「しばらくは何をやってもだめ」とあきらめムードも漂っ
ている。
「私も総裁選に出た時、(メディアは)自民党の話題ばかりだった。今注目されない
からといって、すねてもしょうがない。その間、どれだけきちんとしたことを発信する
かだ」
自民党の石破政調会長は4日の読売テレビの番組で麻生元首相らと競った2008年
の総裁選を振り返りながら、こう語った。
石破氏の発言は、先の参院選で民主党を上回りながら、党勢が弾まないことへの党内
の焦りを踏まえたものだ。3日の党役員と都道府県連幹部との合同会議でも、地方から
「政権の敵失がありながら、自民党の姿が見えない」と不満の声が相次ぎ、谷垣総裁が
「国会閉会中は、(野党の話題は)メディアに取り上げてもらえない。地道にやってい
く」と引き取る場面もあった。
■ソース(読売新聞)(2010年9月5日00時19分)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100905-OYT1T00022.htm