【民主代表選】 「小沢も菅もダメだ」「次は自民党に入れるよ」 民主党政権への批判

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1影の軍団ρ ★
民主党代表選(9月1日告示、14日投開票)は小沢一郎前幹事長の出馬表明で菅直人首相との
激突構図が固まって最初の週末を迎え、党所属の国会議員たちは地元への説明のため全国へ散った。

「政治とカネ」問題を抱える小沢氏への世論は厳しく、小沢氏支持の議員が支持者に突き上げられる場面もみられる一方、
菅首相支持の議員は「劣勢」の巻き返しへ懸命に動いた。

栃木県日光市の田園地帯。曇り空で幾分、暑さの和らいだ28日、小沢氏支持の福田昭夫衆院議員
(栃木2区、当選2回)は事務所の会議室に急きょ、後援会幹部約70人を集め、「今なぜ小沢一郎か!」
と題したA4判2枚の資料を配った。菅首相を「官僚政治そのもの」と批判し「時代が強いリーダーの登場を求めている」
と訴える内容だった。

だが、年配の男性が「検察審査会が再び起訴相当を決めれば強制起訴される」と新聞記事のコピーを手に、
不安を訴えた。福田氏は「東京地検は不起訴処分としている」と説明したが収まらない。

別の男性が「心配するのは、せっかく2大政党制になったのに党が割れるんじゃないかということ」
党分裂への懸念を突きつけた。

過去に新進党を解党した小沢氏への不信感もあり、福田氏は「挙党一致態勢を作るために小沢さんが
出馬するんです」と説明に追われた。「後援会として今日は小沢氏支持を決めない方がいい」との意見も出たが、
福田氏は「政治生命を懸けて小沢さんを応援したい」と押し切った。

昨年の衆院選で初当選した萩原仁衆院議員(大阪2区)も同日、大阪市平野区で地元後援会の
国政報告会を開き「小沢一郎勝利に向け、一丸となって前に走っていきたい」と声を張り上げた。
約50人の支持者は拍手で応えたが、小沢氏の起訴や党分裂を心配する質問も相次いだ。

「菅さんが挙党態勢は嫌だと言った。いつか分裂しなければいけない。我々が勝てばうまくいく」。
萩原氏は「脱小沢」を掲げる菅首相が続投すれば分裂につながると訴えた。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100829k0000m010074000c.html
>>2以降に続く