【社会】障がい児の親の65%「経済的に破綻しかねない」…医療高度化で助かる命が増える一方、家庭に負担

このエントリーをはてなブックマークに追加
342名無しさん@十一周年
地方基幹病院の内科医だが、この手の問題は、本当に国民を挙げて議論して欲しい。

たとえば、気管切開をして人工呼吸器に繋がれて、
一生機械で呼吸管理を行わなければ生きていけない障碍者がいたとする。
当然、食事も自力でとることはできないから、胃瘻を作るか、経鼻胃管か、点滴。
褥瘡予防のために2時間に1回の体位変換が必要。
この人1人のために重症患者を受け入れる個室を一つ占拠し、
この人1人のために看護師が常に見て回らなければならない。
ちなみに、こういう患者の家族というのは、たいてい1ヶ月に1回ぐらいしか見舞いに来ないことが多い。
また、この個室が埋まっているせいで受け入れられず、助かる命も助からなくなることもあるだろう。
こういう治療を行うと、月100万円の医療費がかかる。年間1200万円だ。
高額療養費制度の対象になるから、患者負担は月6〜8万円程度で衣食住+医療がまかなわれる。
残りはすべて税金。

患者家族や親からすれば当然行うべき医療だろう。
自分も、目の前にこんな患者がいて、家族が治療を希望すればこのように治療するだろう。

だが、はたして、限りある医療資源(お金だけではなく、個室、看護師の手、その他)を、
生涯人工呼吸器から逃れられない患者に
延々と何年間も費やすことが倫理的に許されるのだろうか。
(今、私は日本の法律に従ってこのようなことを粛々と行ってきているが・・・)

誰もが今まで見て見ぬふりをしてきたことだけど、みんなはどう思う?

1.改善の可能性の低い障碍者には医療を行うべきではない。
2.自己負担でなら医療を行うべき。自己負担が耐えられないなら死ぬべき。
3.今まで通り、こういう人こそ税金で徹底的に現代医学をもって生かせてあげるべき。
4.その他